餓狼伝攻略サイト <餓狼道場TOP
餓狼道場 PS2 餓狼伝 Breakblow Fist or Twist 攻略 対選択ガード Ver.1.05a

選択ガードへの対処

簡潔に述べれば、選択ガードを使う相手(選択ガードの頻度が高い相手)には、つかみ を使えば解決する。

ゲームシステム的に、正面からの つかみ は、中級者(やCPU)にはほぼ効かない為、
中級者以上になると 「正面からの つかみ」 を殆ど使わなくなるのも珍しくない。そこが盲点となる。

中級者〜上級者で選択ガードを使う相手に対しては 「正面からの つかみ」 が重要な行動となるのだ。

但し、中級者〜上級者でも選択ガードを殆ど使わない相手になら 「正面からの つかみ」 は好ましくない行動となる。

ここは相手プレイヤーの性質を見抜く必要があり、対人戦ならではの面白い部分でもあるのだ。

尚、厳密には 「正面からの つかみ」 だけでは不十分であり 「発生の早い打撃」 も対の行動として重要。
細かい理屈は下記を参照にされたし。

---
選択ガードは「当ゲーム・餓狼伝」の打撃の性質上、非常に使いにくいが、
ガード硬直がほぼ無いので、使いこなせば非常に強力なガードとなる。

では、選択ガードが非常に上手い相手には、どう対処すればよいのか?
それは、システム的な考察を踏まえ、ズバッと解決しました。

尚、「選択ガードが非常に上手い」相手を想定するので、
打撃を見てからのガードは 上段、中段の打撃を、ほぼ的確に頭ガードや腹ガードできると仮定します。

---
<ケース0>
試合序盤から選択ガードを使う相手

ほぼ問題ないです。普通に攻めまくりましょう。突破力を持つダメージ効率の良い技で攻める。つまり、自身のキャラの主力打撃でよい。

序盤の選択ガードは、あまり意味の無い行動です。
こちらが乱打戦、打ち合いで攻めるなら、相手の序盤の選択ガードはほぼ無視しても問題ありません。

相手が選択ガード後に攻撃(反撃)しても、その打撃はまず小ヤラレなので、こちらの動きは止まりません。
相手がこちらの連繋を全段ガードしても、反撃は上記の通りなので問題ないのです。
 ※オフェンシブガードには注意すべきだが、それはオフェンシブガード対策として考えよう→●

但し、肉体ゲージを回復する為の選択ガードはありえます。
その場合は、相手が反撃してくる可能性は低いので、発生の早い上段、中段を当てて、肉体ゲージの回復を止めましょう。
 ※下記、ケース1やケース2の対処でもよい

一応は、「お互い」が序盤から一発一発を丁寧に当てる刺し合い戦を挑むなら、選択ガードの意味はありますが、
それなら下記、ケース1やケース2の対処できます。

本来、選択ガードは、一撃で中ヤラレ以上が誘発可能になってから、意味がある行動です。
ので、下記のケースは、試合中盤以降の状況と想定しましょう。

---
<ケース1>
選択ガードで様子を見る相手

これは簡単に対処できます。
・普段から選択ガードで固まる相手には つかみ をするとよい。

●理屈は以下を参照

選択ガードのリスク

選択ガード中は投げ抜け不可
選択ガードを解いても少しの間、投げ抜け不能時間があるので、同じく投げ抜け不可
 ※具体的には、約20F

つかみ の発生は 24F(一部のキャラは26〜27F)

理屈の上では、「ガードボタン押しっぱなし状態の選択ガード中」に、
相手のつかみモーションとほぼ同時にガードボタンを離せば、投げ抜けは可能。

が、現実は、「つかみモーションを見た」時点で6Fは経過している。
人間の反応速度の関係上、映像を見た時点で6F経過しており、さらに体が反応するのにもう6Fは必要。つまり12Fはいる。
実際は、12Fの反応は達人の域。常人なら15Fかかると思ってよい。

つまり、つかみモーションを見てからガードを解いても、間に合わないので投げ抜け不可となる。
・つかみの発生24F に対して モーションを見てからガードを解く(15F+20F=35F後に投げ抜け可能)

 ※先読みで、ガードを解くなら、投げ抜け可能

---
<ケース2>
普段はガードボタンを押さずに、打撃を見てから選択ガードをする場合

先読みではなく、初動を見てから選択ガードする(ガードボタンを押す)のに、12Fは必要。が、それはかなり反応の良い人でないと無理。
対戦中に反応するには、15Fは必要と思ってよい。

だが、実戦では、初動を見てから選択ガードをした場合、その初動が、打撃ではなく つかみ だったら、つかみ が確定してしまう。

しかも、殆どの打撃技は、攻撃ボタンを押してからの数フレームは殆ど変化しない為、
初動を確認するのに、数フレーム余分にかかる。

そして、重要な点が、通常状態(移動中や立ち状態)で、ガードボタンを押した場合、選択ガードまで4Fかかる のだ。
しかも、ガードボタンを押してから1〜3Fの間は、ガード不能となる(ニュートラルガードも出来ない)。
 ※を先に入力しての(前進中の)OGが3F遅れる理由がこれだったのだ

因みに、技のモーション中(技を出している間)や喰らい中、ヨロケ中、起き上がり中に、
ガードボタンを押したままにしておいた場合は、硬直が解けてから即、選択ガードとなる。

結論を云えば、初動を見て、つかみ か 打撃 を確実に判別するなら、発生25F以下の打撃はガードが間に合わない。

結論
打撃を見てから、ガードボタンを押してガードする相手は、

・発生25F以下の打撃はガードできない(但し つかみ は、ほぼ投げ抜けする)

・つかみ に弱い(但し 発生20F以上の打撃ならガード可能)

・発生19F以下の打撃は、見てからガードは不可能

 全てのキャラは発生19F未満で手頃な打撃は持っています
 殆どのキャラは、25F以下の強力な打撃を持っています 発生表はこちら

つまるところ、発生25F以下の打撃に弱いです。
 ※発生25F以下の打撃を見てから選択ガードする相手は つかみ に弱い

「先読み」された場合は無理ですが、それは読み合いの話。

---
<ケース3>
連繋を選択ガードする相手
●連繋の二段目以降をきっちり選択ガードする相手への対抗策

連繋の初段を選択ガードする相手は ケース1、ケース2 と同じ対処でよい。

逆説的に考えると、連繋初段はガードできない。(ガードしない)
つまりは、連繋ではなく、単発をコツコツ当てれば何も問題ない。

もちろん、発生25F以下の単発を選択ガードする場合も考えられるが、その場合は、つかみ は喰らう(投げ抜け不能)ので問題なし。

別の角度で考えると、連繋を選択ガードする相手には、連繋を使う必要がない。

→つまり連繋を無力化されるので、選択ガードが結果として強力?
いいえ、「連繋二段目以降に選択ガードを行う相手」は「発生21F以下の単発を喰らいまくってくれます」

多段連繋自体は、確かに無力化されますが、
代わりに、発生25F以下の単発技や連繋初段止め を喰らいまくるので、特に問題ないです。

一応は、連繋派生が上段と中段に分かれているなら、使い分けても良いです。

---まとめ

選択ガードそのものは強力。だが相応のリスクがあり、しかもそのリスクはシステム上の産物なので、
どんなに選択ガードが上手くなっても、そのリスクは消えない。

つまり、「選択ガードを使いこなす相手」には、「対選択ガード用の対処」をすれば、何の問題のない。

---
<重要な補足>

選択ガードは つかみ に弱く、つかみモーションを見てから、選択ガードを解いても、投げ抜け不可。

但し、「先読み」で選択ガードを解いていれば、時間的に投げ抜け可能。

仮に、投げ抜けされた場合、
つかみ弾き(投げ抜け動作)が、「膝蹴り」の相手なら、あまり問題はありませんが、「振りほどき」の相手なら、要注意です。

相手の つかみ をワザと誘うため、フェイント的な選択ガードも、戦術として成り立つのです。

---
<つかみ返し奥義>

つかみ返し奥義は、選択ガード中でも発動可能な為、選択ガード は つかみ に弱い と云う大前提を覆してしまいます。

選択ガードが非常に上手いプレイヤーが、つかみ返し奥義を使用可能になった状態は、しんどいです。

発生18F以下(〜21F以下)の上段、中段を使い分けて、頭・腹ガードを揺さぶるしかありません。
鎖骨部分を狙う、選択ガードし辛い打撃があれば良いですが、そればっかりだと、今度はOGを合わされます。
或いは、後出しメインなど待ち気味に戦うか。どちらにせよ、なんとか鎖を切りましょう。

敢えて喰らうは、原則、NG。(つかみ返し奥義は威力が非常に高い)
が、自身の被ダメージに余裕があったり、自身の(強力な)奥義が開放されるなら、ワザと喰らう戦術もなくはない。

---
選択ガード硬直 19F ※但し、移動とOG以外の行動でガード硬直は即キャンセル可能


山史の部屋Topへ

(死者の殿堂Topへ)